瞳に太陽、胸に星 ~誤解から俺様アイドルに付きまとわれてます(困)~



ここを使ってる部活の生徒が片付けにくればいいけど、それでも六時くらいまでは開かない。

最悪、誰も来ないことだってあり得る。

スマホでもあれば助けを呼べるのに、バカなあたしは鏡に気を取られて荷物をみんな机の上にばら撒いたまま手ぶらで来てしまった。

それにしても……寒い。
しかも、薄暗い。
スイッチを探して思い出した。
ここは電源が外なんだ……
高い窓からオレンジの光が見える以外、明かりがない。
もうじき陽が落ちて、真っ暗になってしまう。

誰にも見つけてもらえないなんてことはきっとない。
部活の生徒が来なくても、夜には見回りだってくるはず。