はあ、はあ。 体育倉庫は扉が開いていた。 あたしはここで不審に思うべきだったんだ。 だけど。 あたしは焦っていたし、急いでいたし、怒って、冷静じゃなかった。 中に駆け込み、全体を見渡す。 ここから見える場所には、ない。 そう思って、用具が入り組む奥へと足を進めた。 ギイィィィ、ガシャン! 「え?」