あたしは頭が真っ白で、答えを待つ吉岡君に何を言えばいいか全然わからなくって。 「ご、ごめんなさい」 振り絞った声でようやくそれだけを言って、その場で固まってしまった。 逃げ出したいのに。 でも実行委員の仕事中だし、って、あたしの中の真面目が無駄に仕事してしまってる。 「あー……、そっかぁ。了解っ。ごめんね、困らせちゃうよね。でも俺当たって砕けろ精神だからさ、気にしないで!」 「あ、っと……えっと」 「そんな顔しないでって。好きなヤツとかいるの?」