空は、青かった。 きっとあたし以外の生徒には、この晴れ渡る青空が楽しい思い出の一頁に刻まれるんだろうな。 あたしは、ぐるぐるごちゃごちゃの頭の中でずっと考えていた。 イライラの原因を。 ヤキモチ? ……それはもう、多少は認める。 でもそういうことじゃなくて。 女子たちがあんなふうに秋田君を鑑賞して、騒いでいられるその気楽さが羨ましい、そんな感じ。 あたしはこの近さのせいで、離れなきゃならなくて。 そんなことを考えないでただ騒げる彼女たちの立ち位置がズルイなって。