時間だけがどんどん過ぎていく。 ああ、 あたし、なにもできない。 すぐそばにいるはずなのに、 いつもみたいにいきなり横から腕を掴んで、引き寄せてくれないの? 大声で呼んだら、出てきてくれる? 秋田君。 秋田君! 叫びたい衝動が、すぐ、そこまできていた。 もう、限界だった。