ああ、あたし…… 自分の中にあの子たちみたいな感情があるかもしれない、って、思って。 自分に対して腹が立ったんだ。 それをムカつきついでに表に出してしまった。 まるで八つ当たり。 「あ……ごめ……」 さーっと、頭に上った血が引いて、そう気づいたけど。 「なんなのいきなり。そんなの早坂さんに言われなくてもわかってるし」 「アツくなっちゃって、バッカみたい」 「いこ」 その子たちが教室を出て行った後も、クラスの子たちがあたしを遠巻きにしている空気が残ってた。