少し離れたところで盛り上がってるグループが、花火を始めていた。 酔ってる、のかな? 声が大きくて、ちょっと迷惑…… 夕日が見えなくなっても、空はまだ明るくて。 今日も、白夜の色。 住宅街より低いところにあるから、ほんの少しだけ、暗くなるのが早い。 花火に火を点けたら、そこだけ幻想の世界のように明るく照らされる。 硝煙の独特な匂いも、夏を感じると思えばいいにおいに思えてくるから不思議。