「おやつもあるよー」
「おおー」
もう乗せるところがない網の上をなんとか手のひらくらいのスペースを作って、チョコフォンデュのボウルが置かれた。
お湯が温まると、チョコレートの香りが漂い始める。
「わぁ、これ持ってきた人だれよ、神でしょ」
「はーい。桐野に女子っぽいおやつってリクされて、マシュマロもあるよー」
「おお! 俺てっきり広瀬かと思った。ケーキ屋だしって」
「俺も思った。てかお前に女子の成分あったんだな」
「うるさい! アンタ食べなくていいよっ」
「嘘です! すんません! 超女子! 女っぽい! 可愛い! セクシー!」
「がははは」



