「先輩!」 あたたかい、先輩の胸。 顔をあげたら、きっと、ほら―― 「あ、きた君……」 「『先輩』には、随分と積極的なんだな」 そこには、少しトゲがあるような、だけどいつものニヤついた、「パル」の秋田君が立っていた。 夢から醒めたんじゃ……なかった。