考えただけでカラダがカーっと熱くなる。 熱くなる? なんでよ。 これじゃ期待してるみたいじゃない。 違う違う、絶対に違うから! パンパンっと、頬を叩いて気を引き締め、上履きにはきかえて教室に向かう。 人気のない廊下に、放送部の声が響いている。 一年の教室まで上がれば聴こえないから、早く上ろう。 廊下で俯いたあたしの足が階段へと急ぐ。