瞳に太陽、胸に星 ~誤解から俺様アイドルに付きまとわれてます(困)~



でもお店はいつも忙しいから、焼き菓子は朝作ったぶんだけなんだ。

夕方近くに遊びにきて焼きたてが食べられるなんて、幸せすぎる!

部屋には、もう二人分のティーセットが用意されていた。
いつも思うけど自宅でカフェ気分なんて、ケーキ屋さんはいいなぁ。

「なに飲む? 毎度おなじみスティックメニューだけど」
「アイスコーヒーがいいな」
「かしこまりました」
「え、もしかしてここ有料? お金かかるってやつ?」
「ふふふ」

あたしと奈々はしばらくのあいだ、他愛ない会話でティータイムを過ごした。