瞳に太陽、胸に星 ~誤解から俺様アイドルに付きまとわれてます(困)~



「ご、ごめんなさい」

いたたまれなくなって、思わず腰を直角に曲げて、謝った。

「いやいや、タイミングだから! 早坂のせいじゃねーって! 責めたくて言ってるわけじゃなくて、そういうタイミングだった、もっと早く言えば良かったってハナシ!」
「でもっ」
「でっ! まあ、あれだ。その……もしそう思ってくれてるんだったら、ちょっと頼まれてくれねえ?」
「うん! なんでも協力するよ!」
「まじでか!」

桐野の目、キラキラしてる。
恋、してるなぁ。