「俺に逢いたくて泣いてた?」 このニヤニヤした声! 「秋田君!」 顔を上げたら金髪にキャップを目深に被った秋田君がにっこりと悪魔のように微笑んでいた。 「なんでなんで!? ってか最初もこのへんで会ったのなんで?」 二度も地元で会うとは思わなくて、あたしは捲し立てるように言葉を投げた。