「もう! いい加減にしないと先生にも言うからね」 「へぇ、じゃあ一緒に谷宿でサボったのもバレちゃうよー」 「ぐっ……脅すなんて最低」 力強い腕に抱きしめられて、顎をくいっと持ち上げられる。 女の子に嫌われたことなんてないんだろうな。 自信に満ちた、まっすぐな瞳で射るように見つめられて。 カラダも、心も、身動きができない。 「もっと素直に幸せ味わえよ。俺のキスはとろけるプリン公式だかんね」