「なんか、訳ありっぽいしね。
まあ、想が幸せならいいよ。
気をつけて帰りな!」
ヒカリが、想の背中をトンっ、と押した。
「じゃあ、あたし教室戻るわ。
あ、想。狼には気をつけて!」
狼!?
狼って俺かよ!?
「大丈夫だよ。
佐伯くんは、優しいから。
紳士だからっ」
紳士。
正直、紳士とはほど遠いモノだけど。
紳士と言われたら、迂闊に手出せない。
まあ、出さないけど。
「へーー、紳士ねぇ」
ニヤリ、ニヤリと笑うヒカリ。
「じゃあな番長、後よろしく!」
「ば、番長!?
ふざけんなよ!ヘタレ不良!!」
ヒカリがなんか叫んでるけど、気にせず想を引き寄せ保健室を出た。
まあ、想が幸せならいいよ。
気をつけて帰りな!」
ヒカリが、想の背中をトンっ、と押した。
「じゃあ、あたし教室戻るわ。
あ、想。狼には気をつけて!」
狼!?
狼って俺かよ!?
「大丈夫だよ。
佐伯くんは、優しいから。
紳士だからっ」
紳士。
正直、紳士とはほど遠いモノだけど。
紳士と言われたら、迂闊に手出せない。
まあ、出さないけど。
「へーー、紳士ねぇ」
ニヤリ、ニヤリと笑うヒカリ。
「じゃあな番長、後よろしく!」
「ば、番長!?
ふざけんなよ!ヘタレ不良!!」
ヒカリがなんか叫んでるけど、気にせず想を引き寄せ保健室を出た。



