不良な彼と恋の契約

「ちょっと、斗真さん。
その話はーーっ!」

焦る想。
グイッと、抱きしめ胸におさめた。

「婚約者とか、そんなのどうでもいい。
想は、俺のだからーー」

お前を好きなのは、俺だ。
「佐伯くんーー。」

想が、俺を見つめた。


「俺と契約したのは、お前だろ。
斗真でも、類でもない。
俺が、お前の男だろ」

契約、、した。

俺が、お前を守るために出した結論だよ。

「は、はい。
私が、彼女です。
だけど、初めてだからーーっ」

俺が初めてーー。

なんか、、
思わずニヤつく。
それがまた嬉しい。


「「気持ち悪いーー」」

んだとーーっ。
二人を睨む俺。

フッ、と小馬鹿にした様に笑ってやる。
「負け惜しみか?
悪いな。
お前らが狙う前から、想はーー俺のだから」

勝ち誇るのは、俺。
二人が、睨んでいるのが分かる。

抱きしめられている想が、戸惑う。