「想ちゃん、モテモテだね。
けど、勢いで一緒に住むみたいでごめんね」

斗真さんは、頭を掻いた。
バツが悪そうに俯く。

「いえ、楽しみです!お泊まり会みたいで、ワクワクします」

私はニコリ、と笑った。

これからの生活に少し不安はあるけど、斗真さんがいる。
私はーー斗真さんに微笑んだ。





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「マジ、何アレ!
見てよ、仁。あの雰囲気。
2人の世界!!」
隣の類は、キャラを崩し、二人を見つめてる。

類の面白く無さそうな顔に、若干引いている。

「まあ、いいよ。
なんであれ、想の気持ちは、俺が手に入れる!
誰があんな優男に渡すか!」

ニヤリ、と笑う俺。