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「想ちゃん、どう言うこと?
佐伯とは、付き合ってないらしいじゃん!
俺らと、付き合うのが嫌で嘘付いたわけ?」


裏庭に行けば、先程の奴らがいた。

側に、、女が一人いる。

あれが、、想?


ふんわりした女の顔が、泣き顔に変わるのを見た。

「私、、男の人苦手で…佐伯くんと付き合ってるって言えば、諦めてくれるかなって「ふざけんなよ!
好きな気持ち舐めんじゃねーよ!」


ドンッーーーー


「きゃっ、離して下さい!」


壁に追い込む男が、ニヤリ、と笑った。

関係ない……。


人の名前を勝手に使った報いだ。

「ごめんなさいっ…ごめんなさいっ」


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泣いてる女の子の声が、聞こえた。

あーもう、めんどくせーな。











「離せよ」










これが、私と彼の出会い。。