「ほらっ、ヒカリがそう甘やかすからコイツが
付け上がるんだよ!」


相沢くん。
こだわり過ぎでは。

「何よ!!
また、類はすぐ真一を目の敵にして、相合傘ぐらいでガタガタ言わないでよ!

もうっ、類なんか嫌い!!」

あっーーーー。



ヒカリちゃんが、ハッ、とした表情を浮かべている。
「なんだよ、それ。

じゃあ、そいつとキスでもなんでもすりゃいいじゃん!勝手にしろよ!」


なんだか、、


「おい、類いい過ぎだ!!
何言ってんだよ!」



さすがに仁くんも黙っては、居られない。


あの強いヒカリちゃんが、泣いて居たから。


ヒカリちゃんーー。


相沢くんが、校門を出ようとした時ーーーー





「相沢類!!」






真一くんが、呼び止めた。






くるり、と相沢くんが振り向いた。


その瞬間ーーーー真一くんが、、
泣いてるヒカリちゃんに近付きーーキスをした。