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私は、きっと志貴くんが好き。

好きになってしまった。
だけど、志貴くんには想がお似合い。

私は自分に自信がない。

私は志貴くんが出て行った、ドアを見つめた。

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「ここしかないよな。
不安のが、大きいけど」



俺は、輝の学校の校門を軽々飛び越えた。

輝と、真一しかいない。
俺が話せる相手は奴らしかいない。


輝と真一は同じクラス。
今はきっと授業中。
ガラッーー。
騒いでる教室。

先生は常にいない。

「あれ?
志貴くんじゃないの?どうかした?」

先に、気づいたのは真一だった。


「あれ、どうした?
珍しいなっ」

次に気づいたのは、輝。
輝は、早弁かよ。

「あのさーー、俺。

リナが好きみたい」


二人は、リナを知ってる。
班決めに居たんだから。

「えっ、なんでそんな展開にーー」

真一が、目を丸くしてる。