「ん〜、なんか眠い。
ちょっと失礼します」

ゴロン、と横になるヒカリちゃん。

素足にミニスカートのヒカリちゃんが、ソファに横になる。

ちらっと、相沢が見た。

「ヒカリ、んな無防備に寝るなよ。
今、掛けるの持って来るからっ」

相沢は、部屋を出ようとして立ち止まる。



「白城、ヒカリに手出すなよ!」



釘刺された……。


より一層、睨みをきかせる相沢に。

「わかったよ。」

そう言うしか無かった。









多少の心配を残しつつ、相沢は部屋を出てく。



手を出すなと言われたけど、やはり気になる。

長い黒髪のストレートに
スカートから覗く素足は白くてーー。

無防備に寝てるヒカリちゃん。
ましてや、好きな子。

俺だって、健全な男の子だ。

んーー。

見るぐらい、いいよな。

ギシっーーーー



無防備に寝てる君の顔の横に、両手をついた。




本当に可愛い。


相沢が、帰って来なきゃいいのにーーって思った。










「何してんだよ」










ひっ!?


いつ来たのか、後ろにいた相沢に
心臓がエラく騒いでやばい。


いつから居たんだよ。