"あの、佐伯くんーー私が好きなのはーー"


まるで、俺の知ってる奴みたいな。
知ってる奴ーー？

クラスの奴ら？
斗真でもないなら、、


誰なんだよ、想。



本当なら、想のパーティする筈だった。

こんな筈じゃなかった。



二階の部屋から下の階段を見つめた。

リビングにいるであろうーー想が気になる、、


だけどその前にーー


斗真の言った言葉も気になるんだ。


"お前さえ居なければ！"


なんで、あんなこと。。

まずは、斗真の部屋の前。

とりあえずノックするかーー。

身構えて部屋をノックする瞬間。

ガチャーー。


ドアが開いた。


「入れば？
聞きたいことがあるんだろう？何？」


斗真は、それはそれは普通だった。