だって、その瞳は…もう私なんて映してないじゃない、と。
その場で言ってしまえたなら良かった。


だけど、言い出せなかったのは私の弱さ。
そして、彼が見つめる相手の存在の強さ。


ばかみたいに、わちゃわちゃとはしゃぎ合えた時間が懐かしい。
まだ、そんなに風化してはいないはずなのに…。

どうして、こんな風になってしまったんだろう。