遥によって無から解放された近藤は優しく笑みを浮かべる。



「ありがとうございましたっ!!」



「誰だ、言ったやつ出てこい」



「俺は一生新撰組だああああ!!!!」





馬鹿だ

と思いながら、馬鹿の大将は俺か、と近藤は肩の力を抜いた。




(楽しかったな、トシ)