「……うん、知らないけど……」 「ちょっとー、ほんとに化石になっちゃうよ?」 「……うっ……」 そんなことで化石にならないもん! 「あの人たちは、鳳凰っていう暴走族グループのトップの人たちなんだよ」 「ぼ、暴走族……!?」 頭がくらくらした。 それは想像のカケラもない答えだったから。 どこかの御曹司って言われた方が、まだ体に負担がなかったかも。 「黒羽の中には色んなチームがあるみたいだけど、鳳凰は特別。数々の伝統を受け継いだ老舗の暴走族で最強なの」 「老舗って……」