「で、誰に……」 「誰でもっ……いいですっ……」 誰でもいいの? こんなに沢山の友達がいて、誰に掛けても助けてもらえるなんてこの人は人望があるんだな~。 すごーい……と思いながら適当にひとりを選んで発信すると、何コールか目で相手が出た。 『……おまえ、誰だ』 低くて冷たい声。 「……!?」 誰って……。 お友達……なんだよね……? 『おい、聞いてんのか』 「あ、あの……」