ただでさえ、男の子たちにチヤホヤやされているのが面白くないのに、煌くんと知り合いとなれば、逆にもう何も言えなくなると思う。
「初めまして、このクラスに転入してきた如月桜子です」
次にハクさんと翔和さんにも挨拶する姿が廊下からも見えた。
「あ、どーも……」
ふたりも少し困惑しているよう。
ハクさんは口先だけで言い、翔和さんは軽く会釈しただけだった。
「も~、ハクさんに近寄らないでっ!」
そんな姿を見て、千春ちゃんはさらにジタバタしていた。
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