あとがき、と言うものをこのオリジナルの話を書き終えた前後から書く事を止めていたのですが、久しぶりに書いてみようと思います。

最初に、“このオリジナルの話”とよく分からない言葉を使ってますが、この話は元々数年前に書き終えて後に非公開にした話をリメイクしたものになります。

非公開にした理由は納得がいかなかったから、と言うのが大きくて、一生再公開するつもりも、ましてや書き直すつもりもなかったのですが、非公開にしている間にももう一度読みたいと言うお声を頂いた事や、何より書く事の楽しさを少しだけ思いだした事がきっかけで、こう言った形で新しく上げました。

とは言え、時間が解決するとはよく言ったもので、オリジナルも当時の自分にしか書けなかった話だと納得すらし始めたので、限られた範囲(ベリーズカフェでファン限定公開)で再公開しています。

あと、きっとこのリメイク版の方が納得いかないとかオリジナル版の良さを消してしまってるとか、色々あるかもしれない。という不安からそうさせてもらってます。

数年前に読みたいと言ってくれていた人が、未だに読んでくれている保障なんて何処にもないけど、それでも読みたいと言ってくれてありがとうございました。

と、まあ、こう言った話をしたくてあとがきを書いてみたのですが、もしかすると消してるかもしれないです。恥ずかしいので。

個人的な話ばかりもあれなので、少しだけお話について話します。

オリジナル版と変わった事は、規制表現ガッツリぶつかってたのを控えめにして、何よりも後半の神楽君の行動ですね。章が増えて、消えた話があったりね。

どちらかでしか語られてない話とかもあったりして、二つ読むと混乱するとは思うのですが、パラレルワールドくらいの勢いで読んで頂ければ幸いです。

オリジナルでは後半透佳さんの話多めで、リメイクは後半神楽君の話が多めでなので、推しの違いによってお気に入りにしていただければありがたいです。なんて、冗談ですが。

……あまりこのお話について話せる事ってなかったですね。いや、小話ならいっぱいあるのですが、同じくらい言い訳を並べてしまいそうなのでこの辺にしておきます。

それでは。


一場面でも好きになってもらえる事を願って……



水樹黒奈