「オレを信じて
これから恋愛始めてくれない?」


「あたしに務まるかどうか
わかんないですけど」


「何それ?務まるとか
務まらないとか」


「木山さんの彼女として
務まるかな?って・・・
でも!!!実はあたしも・・・
あたしも木山さんのこと
好きだなぁって思ってたから
本当は好きと言ってもらえて
すごく幸せです」


今度は私が告白。


「本当に?」


「本当です
伝えるつもりは無かったんですけどね
でも同じ気持ちだとわかったので
遠慮なく伝えてしまいました」


「今日誘ってよかった」



こうして私たちの恋の物語は
始まったのだった。


この日は手を繋ぐこともなく
クリスマスを2人で過ごし
また木山さんの運転の車で
私の家まで送ってもらい
夢のような夜は終わりを告げた。


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どーだった?
無事に生還したの?
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帰りを何処かで見てたのか?
って言うくらいのグットタイミングの
美奈代からのライン。


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うん
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どーだった?
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告白された
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ほらほら やっぱりぃ?
それで?最後までやっちゃったか?
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木山さんはそんな人じゃないよ
本気だと言われた
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マジ???
で?付き合うの?
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うん
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うんってぇ
これから大変だと思うよ
相手が相手だし
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大丈夫
色々乗り越えられたあたしだから
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そーだよね
あたしも応援するから
頑張るのよ
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