「正解!」
「へぇ。。。変わったなお前」
「自分こそ!
中学時代は丸坊主だったじゃん」
「あれは規則だから!」
「でも プロの選手になるとは
思ってなかったから
身近な人がプロって
すごいねって話してたんだよ」
「だろだろ!」と
嬉しそうな勇さん。
「でも ピッチャーじゃないんだね
エースで4番だったのにね
高校もでしょ?」
「うん だけど
ドラフトで外野手として
選ばれたからね
もしあのままピッチャーだったら
今の位置に居ないかもね
クソなピッチャーだったから」
「そんな事ないじゃん
2年からレギュラーになって
いっぱい三振取ってたし!
いつも見ててすごっ!って
思ってたよ」
よく見てたんだね勇さんのこと
まさかの好きだったとか?
「いつも見てた?
よく言うよ
西川は先輩を見てただろ
お前の声は甲高くて響いてたから
『清水先輩!素敵っ!』って
オレら『うるせーやつ!』っ
言ってたんだよ
あっ。。。あれ?
清水?お前先輩と結婚した?」
「ふふふ 実は」
この清水さんは憧れてた清水先輩に
告白しても本気にとってもらえず
先輩の後を追って高校へ入学したが
すでに彼女持ちになっていたという
それから大学生の時に再会して
付き合い始めたというのだ。
「すごいですね!
ずっとその先輩を思い続けるなんて!」
と私が言うと
「そんなことないわよ
再会するまでは他の人と付き合ってたもの」
「あ・・・そうなんですね」
清水さんはがっかりさせちゃったかしら?
なんて笑っていた。



