お風呂にお湯をためながら
将来を語ろう!と言って
浴槽に2人で座りお湯を入れる。


「美結ごめんな」


「何が?」


「色々と•••
でも 戻ってきてくれてありがとう」


「あたしの方こそごめんね」


「妹のこともごめん!
あいつ今日来い!って
言ったんだけど
九州から出てくるのに
今日は無理!今度ちゃんと
謝るからって」


「本当に妹だったんだ
疑ってごめん」


「前のこと知らなかったから
こっちこそごめん」


「うん?前のこと?」


「美結の友達に聞いた」


「え???美奈代?」


美奈代と話したことを
教えてくれた。


鍵を返しにきた夜
美奈代の家で酔って寝てしまった夜。


勇さんが妹から
「大変なことをした!」電話を受けて
お互い誤解があると分かって
電話をかけてきたみたい。


まさか美奈代がそれを取るなんて。。。


そこで元彼の話を聞いたという。


「そうなの
妹説・・・またか?と
思っちゃって」


「最悪な奴だったとか?」


「どこまで聞いたの?」


「ひどいことをされたと
聴いただけ
何があった?」


お金盗まれて
浮気されて
他の男にやられて。。。


「思い出したくない!」


「そっか
オレは大事にするから
一生かけて幸せにするから」


浴槽に2人同じ方向を見て
肩を並べていたが
「勇さん ありがとね
あたしを選んでくれてありがとう」
とその肩に自分の頭をコンっと置いた。


「そんな可愛いこと言ったら・・・」
と向きを変え 向かい合う体制に。


そして勇さんの上に私が座り
密着 そしてキス。


まだお湯は2人の腰のあたりしか
溜まっていない。