しかし、なにかこう、朝から晩まで、シンデレラのように働かされているのだが。 働かせているのが、王子様という、この理不尽さ。 まあ、今は戦力にもなっていないだろうから、とりあえず、必死に働こう、と思いながら、芽以は既に清掃し終わっているホール内を見回した。