「ではっ」
と二階に上がって、部屋の戸を開け、布団に倒れ込んだところで、既に意識が飛んでいた。

 疲れた。

 でも、なんかこの、よく働いたあとの、布団に吸い込まれてく感じが気持ちいいや。

 たぶん、逸人さんもだろうなーと思いながら、芽以は眠りに落ちた。