『道葉有は死にました』
「トワ、おまえ何言ってんだよ、これ、話と違うじゃねえか!」
始は、勝手にダウンロードされた何のアプリだか分からない『トワ』に対して怒鳴った。
『手違いがございました』
「手違いがございましたじゃねえよ。ふざけんなよ。どうすんだよ。俺、殺人犯じゃん。やだよそんなの。道葉の今度のドラマのワンシーンの練習だけだって言ってたじゃん」
『下で支えるはずだった人が来なかったというのは想定外でした』
「想定外で済む問題じゃねえだろうよ」
『とにかく……』
途中で途切れたトワの声に急に不安になる。
「トワ、聞いてんのか、おい!」
トワからの返事はない。
「くっそ、どうすりゃいいんだよ!」
やけになってその場で地団駄を踏む。
「トワ!!」
「トワ、おまえ何言ってんだよ、これ、話と違うじゃねえか!」
始は、勝手にダウンロードされた何のアプリだか分からない『トワ』に対して怒鳴った。
『手違いがございました』
「手違いがございましたじゃねえよ。ふざけんなよ。どうすんだよ。俺、殺人犯じゃん。やだよそんなの。道葉の今度のドラマのワンシーンの練習だけだって言ってたじゃん」
『下で支えるはずだった人が来なかったというのは想定外でした』
「想定外で済む問題じゃねえだろうよ」
『とにかく……』
途中で途切れたトワの声に急に不安になる。
「トワ、聞いてんのか、おい!」
トワからの返事はない。
「くっそ、どうすりゃいいんだよ!」
やけになってその場で地団駄を踏む。
「トワ!!」

