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それから学校に着くと、すっかり外は夜になっていた。


私たちはまずは校門の塀を乗り越えて敷地内に侵入した。そして非常階段へと続く校舎裏の外階段の鍵が壊れていることは有名なので、中にもあっさりと入ることができた。



「やっぱり夜の学校って不気味だね……」

怖がりなちづを真ん中にして、私たちは前園さんを先頭に手を繋いで歩く。


最初は暗闇に目が慣れなかったけれど、だんだんと視界も広がってきて怖さも半減してきた頃、前園さんが足を止めた。


確認するように前を見ると、そこには規制線のテープが張られていた。それは、最後に学校を訪れた日のまま。



「この先が教室だけど行く?」

前園さんの問いかけに私とちづは顔を見合わせる。


本当は胸がバクバクとしていたけれど、学校に行くと決めた時から決意は固まっていた。



「うん。行こう」

そう言って、規制線を越えたのは私だった。