予告動画





そのあと公園に救急車と警察が入り乱れるように到着して、私たちが解放される頃には辺りは暗くなっていた。


私とちづと前園さんはとぼとぼと薄暗い道を歩き、会話はあまり進まない。


森元の悲惨な姿が目に焼きついてしまっていることも理由のひとつだけど、クラスメイトが3人になってしまった寂しさのほうが今は強い。



……まさか自分がここまで生き残るのは思ってなかった。



だって、私は制裁されていった人たちと同じように幾田さんにひどいことをしてる。

いや、もしかしたら罪の重さはそれ以上かもしれない。



……なんだっけ。こういうの。なんかテレビで見たことがある。


事故や災害で生き残った人が、なんで自分は残されたのか。みんな死んでしまったのにどうして自分だけが助かってしまったのかと、罪悪感を抱えてしまうこと。


たしか、サバイバーズ・ギルトっていう自責の念。


まさに今、私の感情はそれに近い気がする。