あなただけが好きだから





「はいはい、ほら蓮も手伝って」




「お待たせー!」




丁度よく買い出し組が帰ってくる。
買い出し組を寸法の方に行かせて内装の準備へと取りかかる。




カフェということもあり、落ち着いた雰囲気を出したいとの意見だったので、レンガの柄で洋風で少し落ち着いた感じにすることにした。




段ボールを切り分けて色を塗る作業を皆にすすめる。




「結構大変だねー」




「そうだな……怜お前厨房の方の奴等手伝ってこいよ」