黙々と勉強を進めるも、中々集中出来ない。 書いては消して、書いては消して。 合ってるかも知れないけれど何故か消して。 蓮が気になって仕方がない。 体調悪いらしいが、大丈夫だろうか。 「なぁ怜、これなにー?」 「あぁ、それはね……」 時計をチラリと見つつも勉強を教える。 (もう1時間は経ったのか……) 「はぁ……」