土御門ノ詩②

文鳥 アヤノトリ

アヤ

人は鳥の言葉を知らず

鳥は人を想う

気持ちは誤解を生み

悲しみが

他人である所の

別の命すら

巻添えにする












私はアナタが嫌いです

理由も判らず

私を残してこの世を

去るのですか

出会えた奇跡を

呪えない我が身を

許してください









混ぜもの-とは

純血-の真逆

いざなぎ-とは

ヌエ-でなく

共立を可能とする

モノ

でもアル









文鳥イナガキ


イナ

ほぉずきが朱い

私の姿は幼体から

成体に

くちは紅く

虹彩も

白いのは頬

ほぉずきは朱く











見えないモノは

アナタの顔で

私は

私の戒律に

縛られ

辛夷の枝を

ギュッと









ピーコは初家族の桜文鳥

クロ(ブブさん→ウーシャ)は初の手乗り

ラッキーは逃がした体

リッピーは最後の大親友

クロ(くろちゅけ)は望郷の雛

松吉(まちゅ)は解除戒め文鳥

竹三(ちゅんさま)は愛夫

和泉(じょんじょん)三度目の隻眼の……



了 あひるのしっぽ
私と桜文鳥達の軌跡。安らかに……






文鳥ウョチミフ

フミ

飛べなくなったのは

アナタが求めたから

「翼をへし折りたい」

と、想われ

「先に逝くな」

と、泣く

アナタに求められたカラ











必要なのは己で

アナタは私を

私で無いモノにする

「変化」は求められ

戸惑う私は誰かに

置き去りにされる

望みが「変化」かは、まだ











ハン

私はアナタが好きです。

アナタの作品にドキドキしました。

実存しない登場人物や、

デフォルメされた人物と

青春時代は楽しく楽しく

過ごさせて頂きました。

これからも、御活躍を

お祈りしております。







それはさておき、先生

私、帝都(漫画の夢々)も

溺愛してましたので

大変「変態な修道」に遭遇

身柄が大変危ない目に、

そこで、私が欲する看板

至急、現状タイトルだけ

公式にお教えください。

よろしくお願いします。












円を書く
地の意を外に
天の意を内に

内に合わす

三角を書く
夕日を思い
朝日を思う

星を合わす
全ての角均等に
尖らす











時計数字に併せ
全てを尖らす
星を合わす為

夕日を思う
朝日を思い
三角を書く


内に合わす


地の意を内に
天の意を外に
円を書く









☆★

今日気づいた事を

明日は忘れ

明後日は悲しみ続け

明々後日に忘れる

悲しみを

忘れる

だから今日書きとめる

事にしタ

08ノ年07ノ月14ノ日









ソウ

アナタはひとりデ

私は一人で

見せられる姿は

違う筈なのに

同じ人に見えてしまう

一人なのはアナタなのに

無数に生きている

人間と人間は

誰にだったら

見分けがつくのだろう

耐えられなくなったら

偽物を

人間に願われてる









スウ

籠女

どこにも行けない鳥

籠女

逃るるを恐れる犬

お前と一緒に終わる為

この体をもう少し

生かそう

エゴイストな

ヤツの殺した

このカラダ

お前を守る事はもう

出来ないけれど

まだ









HAPPYbirthday


九才の今日

僕は住み慣れた我が家を

後に

新しい家に

たどり着きました

道路交通違反とは

後で知ったのに

白の軽トラの後ろに乗って

大阪と和歌山のトンネルを

越えタ

その頃には

お友だち 忘れちゃ 嫌ぁ~

ちゃんは笑ってタ









今日は「※華」「流※」以来
追っかけてきた
稲村ニッカさんの誕生日デスね
ハリー・ポッターの誕生日は
引っ越し記念日で
見損ねたガンダムの最終回

骨肉チャンの誕生日ダッタリ
私も学ばせて頂きました
お借りしてる「レトロ」「キツネ」と共に意味学習し
叶わなかっタ願いと共に









文鳥ワコメトリ


コワ

忘れ悲しむ掌の

温もりと

浅い痛み

息が止まらない様

心臓が動く様を

意識しながら

目の前がみえなくなり

何も

何も

何を

ただ

顔は笑っていようと

思ってたから









メト

嵐は何だ

衝動は破壊

一緒に居た証拠を

全て

無かった事に

この手でこの手だけで

為す

喚いて良い

叫ぶのも

壊れるのが何かでも何かを

壊してしまっても

戒められても

それが許されざる罪だと









体験談(念の為……)
悲しみが嵐を呼んでも
それに
他人が巻き込まれても
それは
罪と言えるのだろうか
施工者は
断罪されし者に
どの様にして
購うのか
私は知りたい
許されざる罪は
現在も此処に
現存する









文鳥ヲワリトリ

トワ

悲鳴は消えた
見開かれた両目
同様口開き
鼓膜には届かない
声帯が
壊れるくらい
目の前が良く見えず
思考も
頭痛と変わる
くだける膝
体地にしずみ
雫幾つか地を這う









ヲリ

六の方角

名も無き圧力

頭蓋に包まれし

ソレを

守る術

解らず

万力から逃るるを

希求し続け

水面下から

溺れ沈んダ

……

05ノ年05ノ月15ノ日









体験済み談

第二の変声期か

発音は全て呼吸音ダ

肺病を患う人に似た



視界は

眩しすぎる

日の光捉え

木の葉見える事

感謝した

生きてる掌足の裏

嬉しくて

アリガトッて思った。









文鳥ンカノリト

カン

此れで終わりダ

見つけタ

最後の

己自身を強くす

以上で確かを

失うが

認めれズ

この手に触れる事すら

叶わない

私では無い

アナタの











ノリ

この腹に巣くう

私は昔鳥だった

空を飛ぶことを夢み

別の空に飛んだ

時も今は過ぎ

龍の泣き声

生まれてくるは

人の子に非ず

雨を降らし

海を轟かす

水溜まり子が

生まれてくる









体験済み談

アナタ蛙が好きですか
私はあまり好みません
ヌルヌルの体皮と
冷たいカラダ
巣くう水の流
毒が溜まり
腹が膨れ上がる
池で居たこの身は
いつか
海に帰すのですか
溶けてミンナ
一つにする為