結局あの兄貴もみぃのためならなんだってする人だから。
さっきのも、半分はマネージャーのためだろうけど、後の半分はみぃに理玖を近づけさせないためだと思う。
てか、絶対そう。
…好みが似るっていうのは良くないなぁ。
「歩宇くん…っ」
「へ?あぁ、なぁに?」
突然話しかけられたことに少し驚きつつも、…いや、さっきから声かけてくれてたんだろうけど。
僕の横に座る葉山さんを見る。
「えっと、これ…もらってくれる?」
「今日も、もらっちゃっていいの?」
「うんっ、歩宇くんのために作ってきたの」
そう言って今日もまたお菓子をくれる。
「ありがとう、帰ったら食べるね」
「う、うんっ」
ニコッと笑みを浮かべると葉山さんは顔を赤くしながら女の子との会話へ戻って行った。
可愛くラッピングされたお菓子を見る。
んー…あんま甘いの得意じゃないなんて、今更言えないよなぁ。
「バカ…」
僕のことを見て、みぃが小さく呟いていたことなんて、僕は知らない。
さっきのも、半分はマネージャーのためだろうけど、後の半分はみぃに理玖を近づけさせないためだと思う。
てか、絶対そう。
…好みが似るっていうのは良くないなぁ。
「歩宇くん…っ」
「へ?あぁ、なぁに?」
突然話しかけられたことに少し驚きつつも、…いや、さっきから声かけてくれてたんだろうけど。
僕の横に座る葉山さんを見る。
「えっと、これ…もらってくれる?」
「今日も、もらっちゃっていいの?」
「うんっ、歩宇くんのために作ってきたの」
そう言って今日もまたお菓子をくれる。
「ありがとう、帰ったら食べるね」
「う、うんっ」
ニコッと笑みを浮かべると葉山さんは顔を赤くしながら女の子との会話へ戻って行った。
可愛くラッピングされたお菓子を見る。
んー…あんま甘いの得意じゃないなんて、今更言えないよなぁ。
「バカ…」
僕のことを見て、みぃが小さく呟いていたことなんて、僕は知らない。

