0時を知らせる鐘の音が鳴りやめばお姫様にかけられた魔法がすべて解けて元通りになってしまうように。 わたしにかけられた魔法もいつか解けてしまうんじゃないか。 長くは続かないんじゃないか。 そんな、不安を抱えながらも――…。 キラキラと輝く夢のような一夜を過ごすことができました。