その通りだ。 留守番してる朱里を誘拐してきたんだから。 朱里は分かってるからこそ冷たい。 けれど、甘い……。 「本当に綺麗になったよな」 髪に手をかけるだけでビクッとされる。 それだけ怖い思いをさせたのだろう。 襲いたい。 そんな衝動に駆られる。 けど、流石に出来ない。 「朔夜……?」 「一応初めては俺が貰ってるもんな」 「嫌な言い方しないでよ」