さっきまで怖かったはずなのに怖くない。 それはどうしてだろう。 機嫌がいいからだろうか。 わからない。 「何処に……」 聞こうとした瞬間着地した。 それは見覚えのある場所だった。 「俺の家」 「だよ、ね……」 蒼兎の家と殆ど変わらない朔夜の家。 朔夜の方は夜の月って雰囲気だ。 昼の月のが好きだけど……。 「でも、どうして?」 「自由にしてなよ」 「う、うん……」