わたしが旅を始める前に感じていた感情は、未来を案じるが故であり、先を案じ不安を覚えるのは、今も昔も、老いた爺も若き少女もみな同じなのだ。
けれどそのような恐怖や不安は、いつしか別のものに変わる。
それはわたしたちの心がけ次第で何にでも変わるのだ。
それならば、わたし自身の未来に光を望まずして何を望もうか。
ああ願わくば、未来に希望が満ち溢れますように。わたしは、いつも笑顔でいる未来がいい。
そう強く望むことで、わたしの光りある未来を手繰り寄せればいいのだ。
未来は、探し出すものではなかった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…