「よお、また会ったな。屑野郎」 「ひ、土方......!」 「言いつけを守れない奴ァ、俺は嫌いだぜ......?」 その言葉にぎくりとしたのは父様だけじゃない。 あたしも......?と沖田さんに助けを乞うように視線を投げかけるけれど「さあ?」と首をすくめられた。 「最期になにか言い残したいことがあれば、この俺が聞いてやろう」 すらりと抜いた刀を父様にむける土方さんの顔はどこか愉しそうで。 よく見たらその刀は、いつも土方さんが持ち歩いているものとは別のものだった。