傷だらけの君は




「......て」



半分現実、半分夢の中。


沖田さんや土方さん、新選組のみんなとご飯を食べている。


その場面に父様の姿はない。




「……きて」



……ここに来て初めて父様の出ない夢を見た。


それがいいことか悪いことか、あたしには分からないけれど。


夢の中のあたしは幸せそうに笑っていた。




「――――起きろ」