美男美女の中に、あたしみたいな平凡女子がひとり。
浮くに決まっている。
この間のカフェでもひしひしと感じたこと。
怜央くんとふたりでいても、釣り合ってないんじゃないかおどおどしてしまうのに。
そこに凪咲ちゃんと大和くんが加わったら、あたしだけ違和感だ。
「なになに~?あたしと大和がお邪魔ってこと?そうだよね!つき合ったばっかりだもんね。ふたりの方がいいよね」
何を勘違いしているのか、恥ずかしいことを言う凪咲ちゃん。
「違うってば!」
「いいのいいの。気が利かなくてごめんね?今はまだふたりっきりを楽しみたい時期だもんね?」
「ほんとに違うんだってばあ~」
冷やかされるのは恥ずかしいけど、こんな女友達との時間はたまらなく幸せでもあった。



