どうか、君の笑顔にもう一度逢えますように。



そうだったんだ。


それなら安心だと思って頬を緩めると、目の前に座る怜央くんと、パチッと目が合った。



「女子会にお邪魔しちゃってごめんな」


「ううんっ……」



あたしの方こそ。

怜央くんが行きたかったお茶にあたしは参加させてもらえているんだ……そう思ったら、なんて素敵な時間なんだろうと思った。



やがて運ばれてきたケーキ。


怜央くんと大和くんの前には、3つのケーキ。


デコレーションが可愛いから並んでるのを見ているだけでもテンションが上がる。

でも、3つも食べるお腹の余裕はあたしにはない。



「大和、一口づつ味見させて」



そう断りを入れた凪咲ちゃんは、彼のケーキにフォークを入れていく。


わあ、カップルって感じ。


こういうのこそ、彼女の特権。頬えましくて、単純にうらやましかった。