どうか、君の笑顔にもう一度逢えますように。



数日後。


今日の放課後は、凪咲ちゃんとケーキを食べに行くことになっていた。


電車に乗って二つ目の駅から降りて10分くらい歩いたところに、オシャレなケーキ屋さんができたのだ。


あまりの人気にオープンしてまだ数ヶ月なのに雑誌に載るくらい有名なお店。


放課後なんて入れないんじゃないと心配していたら、なんと凪咲ちゃんが予約までしてくれたみたい。


さすが凪咲ちゃんだ。




そして、放課後───



「え……」



あたしはてっきり凪咲ちゃんとふたりで行くものだとばっかり思っていたのに。



「よっしゃ!いこうぜー!」



やる気満々の大和くんと。



「スゲー楽しみ」



コーヒーはブラックしか飲みませんみたいな顔してるくせに、満面の笑みの怜央くん。


そういえば、今日は部活が休みだ、なんて話していたけど……。