どうか、君の笑顔にもう一度逢えますように。



「あー居た居たっ!心菜ちゃん次当番だよ!何してるの!?」



同じ持ち場の別のクラスの委員の子が、あたしを呼びに来たのだ。



「えっ、あたしは……」


「ほら早く早く!」



すみれちゃんが復帰したことを知らないその子は、あたしの腕を引っ張って連れて行こうとする。


ど、どうしよう!


声もかけずにこのままあたしが仕事をしてしまってもいいのか、少し罪悪感もある。


けれど。


「まもなく、第1レースがスタートします!」



……もう事情を説明している暇はない。


あたしはそのまま持ち場まで走っていった。



「これゼッケンだよ!」


「うんっ!」



『1』と書かれたゼッケンをつけて、スタンバイ。


あたしは1位の選手を誘導する係。